平成26年 新居浜太鼓祭り

2年目を迎えた金栄太鼓台、無事全日程を終了いたしました。

　本年も沢山の御花、そして垂れ幕をくださいました皆々様、また様々な面でご協力をしてくださいました方々、並びに各太鼓台関係者の皆様、そしてかき夫の皆々様、誠にありがとうございました。心より厚く御礼申し上げます。

２年目ということもあり、去年よりもっと楽しく、そしてやはり、担き太鼓として太鼓台を立派に担ぐということを目標に我々運営委員は練習に取り組んで参りました。

そしていよいよ祭り本番。

正直なところ、序盤はなかなか上手く差し上げが出来ず、皆にあせり・不安の色が出ていました。そこで本番中に何度も何度も運営委員で話し合いを繰り返し、改善策を練り直しました。そして担き夫の皆さんにも伝達し、みんなの意思をひとつにまとめました。

18日の終盤、一宮の杜ミュージアム、そして一宮神社宮入を迎え、皆やる気に満ちあふれていました。

そして、一宮の杜ミュージアムでの演技が開始。

１点集中・・・・指揮者、太鼓係、担き夫、重係、台場係、棒端係、運営委員全ての者の気持ちがひとつになったその瞬間、除車した金栄太鼓台は天高く見事一発で差し上がりました。そして、その後も気持ちがひとつになった金栄太鼓台は約15分間一度も落とすことなく担ぎ上げました。本当に太鼓台が生きているように感じました。一発で差し上げた時のあの瞬間の胸の高ぶりは一生忘れることはないでしょう。そして落とさずに担いでいるあの時間、一生続いてほしいようなそんな時間、胸の奥から込み上げてくるものがありました。

実は演技中から目頭を熱くする人もいました。演技終了後は全員で喜びを分かち合い、抱き合う人、ハイタッチする人、涙する人、本当に最高の瞬間でした。そして見事、『一宮の杜ミュージアム・金龍賞』を受賞することが出来ました

しかし喜んでいる暇はありません。すぐ次に祭りのメインでもあります宮入が控えているからです。

もちろん休憩時間があるわけでもないため、担き夫の皆さんの体力が本当に心配でした。

しかし息の合った金栄太鼓台は宮入りでも見事一発差し上げを成功させ、更に目標でもあった拝殿廻りも落とすことなく担ぎ通すことが出来ました。本当にしんどかったと思います。担き夫の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。本当に感無量でした。

今年は、去年に感じた喜びとはまた違った喜びに包まれました。しかし、金栄太鼓台はまだまだこれからです。来年は今年以上に担ぎ上げなければなりません。1年間待ち遠しいですが、これからまた来年の祭りに向けて、今年の反省、改善点を話し合い来年のお祭り迎えたいと思います。

皆様、本当にありがとうございました！

金栄はひとつ！！！

※写真の量が多いので、後日残りは写真館の方にアップします 

2014.10.16

2014.10.17

2014.10.18